退職祝いって、何がいいんだろう?
お世話になった先輩に、一緒にがんばった同僚に、そして、未来に活躍してほしい後輩に。
様々な人がいて、様々なケースがあるからこそ悩んでしまう、退職祝い選び。
この記事では、ランキング・予算・贈る相手のタイプと、3つの切り口から徹底解説。これで退職祝いにはもう迷いません!
【おすすめ退職祝いランキングベスト5】
プレゼントを選ぶとき、やはり気になるのはランキング。
男性への退職祝いのランキングを、まずはチェック。
第一位 花束・お花
第二位 ハンカチ
第三位 名入れプレゼント
第四位 キーケース
第五位 箸
定番のものから名入れプレゼントのようなオリジナリティあふれるものまで様々ですね。
これまでの貢献や、お世話になったことへの感謝を込め、さらに新天地や新生活での活躍を祈って贈るものは、定番の花束の他に、ハンカチやキーケース、お箸など、いくらあっても邪魔にならない実用品まで。それらに、名入れサービスを活用してオリジナリティを出せば、世界に一つだけのプレゼントが贈れることでしょう。
【予算金額に合わせた退職祝いプレゼント】
では、続いて予算に合わせた退職祝いプレゼントの例を見ていきましょう。
- 5000円程度での退職祝い
個人で贈る場合や、同僚や後輩へのプレゼントであれば、相場は5000円程度。
5000円ですと、ハンカチと靴下など小物の詰め合わせや、ネクタイ、革製品だとしてもキーケースなどでしたら予算内となるでしょう。また、お酒好きの方に贈るのであれば、グラスやちょい呑みなどもおすすめです。
5000円という予算であれば、「この人には、この一品」という形で贈ると、特に男性には喜ばれます。
- 1万円程度での退職祝い
お世話になった上司や、定年での退職祝い、部署や会社で退職祝いをする場合には、予算が1万円程度になるでしょう。このような場合は、ペアのグラスや財布など、ワンランク上のプレゼントができるほか、お花とお酒、お花と名入れプレゼントのように、プレゼントの組合せができるようになります。
また、部署や会社でプレゼント予算を集める場合は、幹事役の方がプレゼントを選ぶことが多くなりますが、事前・事後の報告で、「みんなでお祝いする」雰囲気を作ることも、重要なポイントですね。
【定年する男性に向けた退職祝い】
定年は、昇進や、ひょっとすると就職以上に人生の大きな転機となる瞬間かもしれません。
上司や先輩の方が定年退職をなさるときは、これまでの感謝を込め、しっかりとお祝いをしたいところですね。
そこでは、新生活をイメージし、グラスやタオル、箸のように生活で使え、いくつあっても困らないものや、ゴルフやお酒など、趣味がわかっている場合はそれにちなんだものをプレゼントしましょう。
会社や部署で定年退職をする場合に注意したいのは、もう退職するからといっておざなりにならないこと。「自分もああやって送り出されたい」という気持ちは、現役社員にとっても大きなモチベーションになります。
【記念品としての退職祝いの品】
会社や部署で、退職者に記念品を贈ることもあるでしょう。
記念品だけに、贈る品物の数も用意する必要が出てきます。すると、どうしても同じようなものを大量に用意することもありますが、あまりに同じだと味気ないもの。
そんな時には、退職なさる方の名入れや、似顔絵の入ったプレゼントをすると、驚きと喜びのあるプレゼントとなるでしょう。
気を付けたいのは、主役はあくまで、会社ではなく退職なさる方だ、ということ。
会社都合が前面に出すぎることは避けましょう。
【お酒が好きな男性への退職祝い】
お酒が好きな方には、お酒を送ってもいいのですが、ちょっと注意が必要です。
お酒が好きな方には、「飲むことそのものが好きな方」「お酒にこだわりのある方」と、様々なタイプの方がいらっしゃいます。
そのタイプに合わせたプレゼントを考えることが必要で、例えば、味や銘柄にはこだわりがないが、飲むことが好きな方には、お酒を。お酒にこだわりのある方には、お酒そのものではなく、グラスやタンブラーなどを。その方の、お酒との付き合い方によって、プレゼントを変えるとよいでしょう。
【男性の先輩への退職祝い】
先輩が退職する際には、そのキャリアに敬意を表し、これまでお世話になった感謝の気持ちを込めたいもの。とはいえ、そこまで予算が取れないこともあります。
ですので、花を中心に考え、ネクタイやハンカチなど、あわただしい新生活の中で役に立つものが良いでしょう。
先輩の場合は、ビジネスマンとしてのキャリアがある方も多いもの。そのキャリアに見合ったプレゼントをしたいですね。
普段から、その方がどんなものを使っているかを確認し、それに合ったクオリティのものがいいでしょう。
また、可能なら新天地でどんなお仕事や生活をなさるのかをリサーチしておき、そちらで役立つものをプレゼントすれば、その心遣いが喜ばれることでしょう。
【後輩への退職祝い】
後輩への退職祝いは、個人的に行うことが多く、予算や準備の時間もそこまで取れないことが多いでしょう。ですので、定番のハンカチや、靴下も含めたセットなど、新生活の中でいくらあっても役立つものが喜ばれます。若い後輩であれば、ビジネス書や自己啓発本などを贈ることもありますが、お説教臭くならないように注意が必要です。
転職ではなく、転居や家庭の事情などによる退職の場合は、お酒やお菓子などの食べ物でもOK。金額ではなく、気持ちを伝えることが大切です。
【若い男性への退職祝い】
後輩への退職祝いと重複しますが、まだ若い男性の場合は、既婚か未婚かによっても退職祝いが変わってきます。
既婚の場合は、本人に、というより、家族に贈るという側面があってもいいでしょう。
奥様がいらっしゃるなら、適切な額(3000円程度)の商品券や、ペアでのグラスなどでもよいでしょうし、食べ物も無難です。お子様がいらっしゃるなら、その年齢に合わせたものを贈ってもよいでしょう。
若い男性本人に贈るのであれば、やはり身につける小物か、それほど高額ではないお酒などが定番。花束だけでも十分です。
【先生・恩師への退職祝い】
先生・恩師への退職祝いは、花束を中心として、教え子一同の感謝が伝えられるようなものが良いでしょう。名入れサービスを活用し、教え子の名前を入れた時計やグラスをプレゼントすれば、それを使われるたびに懐かしく思い出していただけることでしょう。
ビデオレターや寄せ書きなども、定番ですがとても喜ばれます。
先生・恩師の退職祝いは、職場の場合と異なり、贈られるご本人の近況がわからないことが多いもの。未来に向けたものよりも、教え子たちと先生の思い出を振り返ったもののほうが良いでしょう。
もし、そのクラスやゼミなどで印象に残る思い出があれば、それを活かしたプレゼントも喜ばれます。
とはいえ、まず大切なのは情報収集。このような場合の幹事に選ばれ、かつ恩師の近況がそこまでわからない場合は、まずは情報を収集するところからスタートしましょう。
【おしゃれな男性への退職祝い】
おしゃれな男性への退職祝いは、なかなか迷うもの。本人のこだわりもあり、下手なものは贈れない、と思ってしまいがちです。そんな時には、素直にお花と食べ物にしてしまうのが良いでしょう。
本人の好きなブランドや傾向がわかったとしても、例えばそのブランドのハンカチなどを贈るのはリスクがあります。おしゃれな男性は、コーディネートをトータルで考えていることが多く、贈り物がなじまないこともあるからです。
であるならば、その男性の雰囲気に合ったお店を予約して送別会を行い、さらにお店を巻き込んだサプライズを用意して場の雰囲気を盛り上げたほうが良いでしょう。
おしゃれな男性は、色々なことに気が付くタイプの方も多いものです。お店選びやイベントなどで、時間と手間をかけたことに気が付いてくれれば、きっとその気持ちに喜んでくれることでしょう。
【取引先の男性への退職祝い】
お世話になった取引先の担当の方が退職なさる場合に、これまでの感謝を込めて贈り物をすることもあるかもしれません。
そのような場合はこれまでの感謝の気持ちと、今後も場合によってはお付き合いを継続したいことをお伝えできるものが良いでしょう。しかし予算や準備の期間がそれほど多くは取れないかもしれません。そのような場合は、デパートなどで購入できる2000~3000円の食品を中心とした贈答品に、メッセージを添えてはいかがでしょうか。
【まとめ】
退職祝いは贈る相手や関係性により、予算やお祝いの内容が変わってきます。大切なことは、忙しい中でもしっかりと時間を取って、相手の方の立場に立って考えてみること。そうすれば、贈り物そのものもしっかり選べるでしょうし、気持ちがこもったものになるでしょう。
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